診療・各部門
○担当医
院長 佐藤 公
【診療日:水曜日午前午後、木曜日午前】
医学博士、日本内科学会総合内科専門医・指導医、日本消化器病学会専門医・指導医・社団評議員、日本消化器内視鏡学会専門医・指導医・社団評議員、日本消化管学会専門医・指導医、日本膵臓学会指導医、日本癌治療認定医機構認定医、インフェクションコントロールドクター認定、米国消化器病学会フェロー、米国内科学会フェロー、山梨大学医学部附属病院非常勤講師
主任部長 深澤 光晴
【診療日:水曜日午後、金曜日午前】
日本消化器病学会専門医、指導医日本消化器内視鏡学会専門医・指導医、日本膵臓学会指導医、日本胆道学会指導医、日本内科学会認定内科医、日本癌治療認定医
医 長 長谷川 浩之
【診療日:木曜日午前午後】
日本内科学会認定総合内科専門医、日本内科学会認定医、日本消化器病学会専門医、インフェクションコントロールドクター認定、日本消化器内視鏡学会専門医
医 長 小澤 俊一郎
【診療日:月曜日午後、水曜日午前】
医学博士、日本内科学会認定医、総合内科専門医・指導医、日本消化器病学会専門医・指導医・甲信越支部評議員、日本消化器内視鏡学会専門医・甲信越支部評議員・学術評議員、日本消化管学会専門医・指導医、日本ヘリコバクター学会 H.pylori感染症認定医、臨床研修指導医
医 員 若尾 聡士
【診療日:月曜日午前】
日本内科学会認定医
日本消化器病学会専門医
医 員 白勢 大門
【診療日:月曜日午前、金曜日午前】
日本内科学会認定医
医 員 古屋 圭一
【診療日:火曜日午前】
非常勤 細田 和彦(ほそだクリニック)
【診療日:木曜日午後】
日本内科学会認定総合内科専門医、日本消化器病学会専門医、日本肝臓学会専門医
非常勤 赤池 裕子
日本内科学会認定医、日本消化器病学会専門医、日本消化器内視鏡学会専門医、
日本プライマリ・ケア連合学会認定医
非常勤 進藤邦明
【診療日:火曜日午前午後】
日本内科学会認定医・総合内科専門医・指導医、日本肝臓学会専門医・指導医・東部会評議員、日本消化器病学会専門医・指導医・甲信越評議員、日本消化器内視鏡学会専門医、日本がん治療認定医機構認定医・指導医、インフェクションコントロールドクター認定
常勤医8名、非常勤医師3名にて、食道・胃・小腸、大腸、肝臓、胆嚢・胆道、膵臓などの消化器各領域の診療を行っています。日本内科学会および日本消化器病学会などの基盤学会の認定医・専門医・指導医に加えて、肝臓学会、膵臓学会、消化器内視鏡学会、消化管学会、がん治療認定機構などの専門医、指導医資格を有する医師がそれぞれの得意分野を活かしつつ連携して診療にあたっています。専門外来としてピロリ菌・萎縮性胃炎外来、大腸ポリープ・便潜血外来、炎症性腸疾患外来、肝臓外来・脂肪肝外来、膵のう胞外来を行っています。
消化管領域では消化器内視鏡システムを最新の機器に変更し、健診センターと連携し毎日70件以上の上部消化管内視鏡検査を施行し病気の早期発見に努めています。また下部消化管内視鏡検査においても、施行可能な医師、看護師の増員と、内視鏡機器の増量により、患者様を待たせることなく、より多くの検査が行えるようにマネージメントしております。さらにTXIやAI診断といった早期がんの発見に役立つ画像システムや止血に役立つRDIの使用など、他施設では行えない最新の機器を使用し高度な医療を提供できるようにしています。内視鏡治療としては、早期胃がんに対する内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)、大腸腫瘍(ポリープ、早期大腸がん)に対する内視鏡的粘膜切除術(EMR)、ESDを積極的に行っています。また進行したがんによる消化管の狭窄に対してはステント留置を行い、患者様のQOL改善に繋がるような治療も行っています。
肝臓領域では主に肝炎、肝硬変、肝がんの診療を行っています。C型肝炎の患者様には積極的に抗ウイルス療法を導入しウイルス排除を行っています。B型肝炎の患者様においてもガイドラインに従い拡散アナログ製剤の投与や定期的なサーベイランスを行っています。近年急速に増加しているNASH等のメタボリック肝炎に対しては、肝臓外来(脂肪肝外来)を設け、当院健診センターからの肝障害の患者様を早期からフォローしていくシステムを構築しています。健診センターにおいては血液検査にて新規肝線維化マーカーであるオートタキシンを導入して、より早期に肝線維化が疑われる患者様の拾い上げも行っています。残念ながら肝がんに進展してしまった患者様に対しては、内科的に侵襲の少ないラジオ波焼灼療法やカテーテル治療、分子標的薬等の薬物療法などガイドラインに則った適切な治療を行っております。
胆膵疾患ではMDCTやMRI等の画像診断を迅速に行い、良性または悪性の閉塞性黄疸に対する内視鏡的ドレナージ術、経皮経肝的ドレナージ術をはじめ、結石治療、悪性疾患に対する胆道ステンティングなどを行っております。膵のう胞や膵腫瘤、胆道病変には超音波内視鏡検査を行い、より精密な診断を行っております。
すべての消化器領域疾患の救急診療に対応しておりますが、令和4年度より消化管出血に対する緊急オンコール体制を一新し、24時間2名体制で診療を行うことが可能となりました。地域住民の方々や県内各地域の医療機関の皆様に少しでもお役に立てれば幸いです。
令和3年度の診療実績
●上部消化管
・上部消化管内視鏡検査: 15,721件(健診 14,048件、診療 1,673件)
・胃ESD: 44件
・胃EMR: 3件
・食道ESD: 1件
・十二指腸EMR: 2件
・食道静脈瘤結紮術: 5件
・上部ステント留置: 4件
●下部消化管
・下部消化管内視鏡検査: 1,761件
・大腸ESD: 39件
・大腸EMR・ポリペクトミー: 468件
・下部ステント留置術: 10件
●肝臓
・エコー下肝生検: 9件
・ラジオ波焼灼療法: 12件
・肝動脈カテーテル・肝動脈化学塞栓療法・肝動注療法: 31件
●胆膵
・ERCP: 119件
・超音波内視鏡: 28件
令和3年度の学会活動・論文等
●学会発表
●文献
日付 | 文献名(書籍名) | 著者 | 画像など |
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2022年02月 | 【胃癌内視鏡診断の最新ムーブメント-H.pylori陰性胃癌のすべて】H.pylori未感染印環細胞癌(解説/特集) (消化器内視鏡34巻2号247-251) |
見本雄一郎 | |
2021年11月 | 【消化管内視鏡治療-基本から高難度まで】消化管出血に対する内視鏡止血術 消化管出血に対する診断・治療戦略(解説/特集) (消化器内視鏡33巻増刊37-42) |
佐藤 公 | |
2021年10月 | 内視鏡室の紹介 独立行政法人地域医療推進機構山梨病院 (Gastroenterology Endoscopy63巻10号) |
末木良太 | |
2021年07月 | 【胃癌診療のパラダイムシフト】『早期胃がんの内視鏡診断ガイドライン』を考える(解説/特集) (消化器内視鏡33巻7号1182-1187) |
小澤俊一郎 | |
2021年06月 | 【エキスパートに学ぶ、安全で楽な外来内視鏡】外来内視鏡診療における感染対策(新型コロナウイルスへの対応含む)(解説/特集) (消化器内視鏡33巻6号955-962) |
進藤邦明 | |
2021年04月 | 【緊急内視鏡の今】消化器内視鏡における感染対策 感染事例の傾向と新型コロナウイルスへの対応(解説/特集) (消化器内視鏡33巻4号687-695) |
佐藤 公 |
●講演
・第80回消化器病学会甲信越支部 市民公開講座
「健診でみつかるおなかのがんについて」
令和3年10月17日 山梨
代表世話人 進藤邦明
座長 佐藤 公
「消化管のがんについて」 講演者 末木良太
「膵臓のがんについて」 講演者 出雲 渉
臨床研究協力についてのお知らせ
消化器内視鏡に関連する疾患、治療手技データベース構築(多機関共同 前向き観察研究)
ピロリ未感染胃癌のスクリーニング最適化
大腸ステント留置症例における全身化学療法の意義に関する後ろ向き研究