外科・消化器外科

○担当医
病院長 小澤 俊総
【診療日:月曜日午前、水曜日午前】
日本外科学会指導医・専門医
日本消化器外科学会指導医
日本大腸肛門病学会専門医
日本消化器病学会専門医
日本消化器内視鏡学会専門医

主任部長 曽田 均
【診療日:水曜日午前、金曜日午前】
日本外科学会専門医
日本がん治療認定医機構認定医・指導医
検診マンモグラフィ読影認定医

医 員 伊瀬 洋史

非常勤 矢川 彰治
【診療日:火曜日午後】
日本外科学会指導医・専門医
日本消化器外科学会認定医
日本医師会認定産業医

 
外科は胃、大腸、肝、胆、膵など主に消化器疾患の手術を行っています。
診断や治療に必要な内視鏡検査やエコー検査も消化器内科と協力して行い、診断から手術までスムースに進められるように消化器病センターという体制で診療しています。入院診療も5階病棟で外科と消化器内科が連携して診療しています。

最近の内視鏡画像や医療機器の進歩により、ごく早期の胃癌や大腸癌は内視鏡下に切断する治療が増えましたが、多くの病巣は内視鏡下治療の範囲を超えており手術で切除しています。早期癌や内視鏡下治療後追加切除が必要な場合などでは腹腔鏡下手術を考慮し、進行癌など病巣の拡がりがあれば開腹手術を基本にしています。肝臓疾患や胆道疾患でも、手術治療が確実か、エコー下や内視鏡、放射線検査下の治療で充分な効果が得られるか、合併症の危険はどうかなど、どちらがより適切であるか検討し方針を決めています。

胆石や虫垂炎は腹腔鏡下手術を基本としています。
開腹手術と同等の治療効果と安全性が確保できることを確認し行っています。
ソケイヘルニアの手術が年間70~80例と多く、現在は異物反応の弱い吸収糸を編みこんだ布状のメッシュを用いた痛みや再発の少ない方法で、2泊3日の入院で行っています。

緊急手術が必要な消化管穿孔などではタイミングが遅れることなく手術を行い、待機手術では病変の範囲、進行度など疾患の精査と並行して麻酔、手術の合併症の危険について心肺機能など検査を行い、適切で安全な手術を短期間で行えるようにしています。
高齢の方の手術が増え、80代以上の方の手術が1/4を超えています。安全性が確保できれば肝切除や膵頭十二指腸切除など侵襲の大きな手術も慎重に行っています。高齢の方はもともと治療を受けている持病や内臓機能の低下を伴っていることが多く、麻酔や手術の際に合併症の危険が高くなりますが、体力や日頃の生活状況など個人差が大きい要素も評価し、高齢であっても簡潔な手術と慎重な周術期管理で良好な成績が得られています。

手術後の抗癌剤治療(化学療法)は外科が行っています。
化学療法室でがん化学療法認定看護師と協力して治療にあたっていますが、分子標的薬など新規抗癌剤が次々と開発されており、初回治療時や副作用が強い時は入院で治療するなど安全に留意して治療しています。

これまで外科では、手術だけではなく大腸ポリープや早期胃癌、胆管結石などの内視鏡的治療、胆管ドレナージや胆管ステント留置などインターベンション治療も手術と並行して行ってきました。このような非手術治療や化学療法の進歩があり、手術と組み合わせた集学的治療を工夫することにより治療成績の向上が得られています。

今後も安定した手術技術や周術期管理により安全で良好な治療成績を維持し、新しい治療技術も取り入れて充実した診療を行うように努めてまいります。

 

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